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Q&Aガイドラインに関する国際連合(UN)特別報告者たちの共同書簡

2024年7月

2024年6月30日,国連の特別報告者4名が日本政府宛に送付した「宗教の信仰等に関係する児童虐待等への対応に関するQ&Aガイドライン」(厚生労働省が発出)に関する共同書簡が公表されました。特別報告者は以下の点に深刻な懸念を表明しています。(1)Q&Aガイドラインが,家族で信仰を実践するという国際的に受け入れられている習慣を虐待の定義に含めていること,(2)日本の厚生労働省がQ&Aガイドラインを公表して以来,エホバの証人を始め,その他の宗教的マイノリティに対するヘイトクライムやヘイトスピーチが急増したとの報告があることです。

宗教または信条の自由に関する特別報告者,教育に対する権利に関する特別報告者,意見と表現の自由に関する権利の促進と保護に関する特別報告者,平和的集会および結社の自由に対する権利に関する特別報告者によって署名されたこの共同書簡は,2024年4月30日に日本に送付されました。

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