アラン・ピグネ教授

ヨーロッパ | フランス

2023年1月30日付意見書からの抜粋:

「過去 15 年間,エホバの証人の患者を定期的に診てきましたが,どの患者も,治療 方針の一部に輸血が含まれていない限り,提案する治療方針を素直に受け入れてくれ ます」。

「さらに,たいていの場合,エホバの証人の患者は一般的な患者よりも治療がスムーズに進みます。手術の適応や提案された治療法を信頼し,がんを治療するための化学療法や放射線療法などの補助療法も受け入れます」。

「聖書の理解に基づいて,薬物に手を出すこともなく婚前交渉もしません。性感染症にかかることも非常にまれです」。……

「私はこの 15 年間,毎年 70 人ほどのエホバの証人の患者を手術してきました。これら の慎重な対策と技術のおかげで,患者の死亡につながる医療事故は一度も……ありま せん」。

「結論として,私はエホバの証人ではありませんが,エホバの証人の信条を尊重して治療することが,一般の患者の治療よりリスクが高いとは思いません」。(原文はフランス語)