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エホバの証人の代表者とこども家庭庁との会合について

2023年5月

2023 年 5 月 10 日,エホバの証人の代表者たちはこども家庭庁との有意義な会合を行うことができました。これは,3 月 31 日に行われた厚生労働省の担当者たちとの会合に引き続いて行われたものです。

前回の会合の際,厚生労働省の担当者たちから次の要請がありました。それは,エホバの証人が宗教団体として,次の点を日本の全ての会衆(各地にあるエホバの証人のグループ)に改めて周知することです。つまり,エホバの証人は児童虐待を容認していない,会衆の長老たち(各地の会衆の世話役)は親に対して子どもへの輸血を拒否するよう指図したり強制したりしない,同居している子どもが排斥されても親は子どもの養育を続ける,ということです。また,担当者たちから,厚生労働省が作成した「宗教の信仰等に関係する児童虐待等への対応に関する Q&A」についても全ての会衆に周知してほしいとも依頼されました。これらの要請には法的拘束力はなく,任意のものであることも伝えられました。

エホバの証人は当局の要請に応じ,こども家庭庁と喜んで協力したいと思っていることを伝えました。そして,こども家庭庁ならびに日本の全てのエホバの証人の会衆に以下の点を伝えました。

エホバの証人は次のことを改めて強調したいと思います。まず,エホバの証人の親は,子どもを神からの貴重な贈り物と考えており,子どもの心身の成長を助け,神について教える責任を真剣に受け止めています。また,子どもが愛されていると感じ,安心して生活できるようにします。エホバ神は,子どもを含む全ての人の尊厳を重んじ,自由意志を与えています。ですから親は,子どもが神と人への愛に動かされ,自分で決定できるよう助けます。

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